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【コメント】コメントお寄せいただきました!

2013年4月8日

映画監督の犬童一心さん
ゆふいん文化・記録映画祭コーディネーターの清水浩之さん
ドッグライフコンサルタント松本秀樹さんから、映画にコメントをお寄せいただきました。

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「どうせ死ぬはずだったんだから見殺しにしたっていいじゃないか?」。身の丈のカメラアイが捉える、震災の中に投げ出された動物の姿、人の心。動物達の目がじっとカメラを見つめる。その目の奥に宿った命の光。そして、いつしか、どんなときも人であろうとするために闘う「抵抗」の物語が浮かび上がってくる。心揺さぶられた。ローポジションは前作に続き、粘り強く真摯な、必見の作品を生み出した。観て、語りあって欲しい映画だ。

―――犬童一心(映画監督)

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《経済価値》なしとされた牛の救援に奮闘する人々を描いた後半が素晴らしい。
「出会ってしまった命だから」という言葉に、ヒトとしての《仁義》を再認識させられる。ボランティアの人たちはなぜ孤立もおそれず救援活動を続けるのかを、宍戸監督&飯田Pのコンビが丁寧に解き明かした構成が見事。「バカを承知で」共闘に乗り出す牧場主さん、まるで任侠映画の池部良みたいにかっこよかった!

―――清水浩之(ゆふいん文化・記録映画祭コーディネーター)

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インタビューしている時にその対象者さんが首から下げている放射能測定器がけたたましく鳴り響く。
本物?と疑いたくなるような動物達の死体が映る。紛れもない真実であるそれらを見ている間中、自分が自分に問いかける「生きるとは?」「生きているとは?」「生かすとは?」「命とは?」「正義とは?」・・・
この映画のショッキングな場面を見て、なるべく多くの人の心がショックを受けてもらいたいと思いました。
その心のへこんだ部分、壊れた部分から問いかけた答えが返ってくるような気がします。

―――松本秀樹(ドッグライフコンサルタント)

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